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デイブ・ロバートソン(Dave Robertson) が本号の冒頭で強調したように、私たちはすべての人に尊厳と敬意をもって接するよう努めています。私たちは、それぞれが唯一無二の存在であり、適切な機会が与えられれば、社会に貢献するだけでなく、個人の自己実現の助けになることを信じています。Koch に限らず、企業が相互に利益をもたらす好循環を生み出すためには、自己実現が不可欠です。
Koch の多様性および各個性の受け入れの取り組みでは、世界中の 12 万人の社員のさまざまな経験、考え、アイデア、および背景を尊重し、問題解決、実験、革新、および変革のために社員を結集することに重点を置いています。チャールズ・コーク (Charles Koch) が指摘するように、当社のスチュワードシップの枠組みは、「人間の繁栄を中心に構築」されています。
社員とコミュニティの安全と幸福は、Koch の最優先事項です。当社の社員は、安全設計のシステムで危険を回避し耐障害性を確保できるよう、日々学び、自身と仕事を改善し能力を向上させています。良い例として、Molex が設計したモニタリングソリューションがあります。これは、環境コンプライアンスツールとしてだけでなく、有害となりえるプロセスや製品のリリースを検出する方法でもあります。
以下は、Koch が社会的な分野でこれらの優先事項に取り組んでいる具体例です。
社員数が最も多い Koch 企業である Molex は、最近、グローバル貢献プログラムを立ち上げ、社員が職場や生活の場で変化をもたらす方法を見つけられるよう支援しています。
Molex のコミュニティープログラムマネージャーである エリカ・ホルム (Erica Holm) にとって、新型コロナ感染症が懸念される時期にコミュニティー貢献プログラムを実施できたことは、大変でありながらもやりがいがありました。
「私たちは、Molex が地域社会に最大の変化をもたらすことができると考える 4 つの分野に焦点を当てることにしました」とホルム (Holm) は述べています。
Molex のイニシアチブの調整と実行の手助けをするのは、コミュニティ・アンバサダーのネットワークです。13 人の地域のリーダーが、18 カ国の現地のアンバサダーをサポートしています。彼らは皆、お互いに、そしてシニア・リーダーシップと協力し、知識を共有し、そして成功を称えます。「このプラットフォームで、国際的なチームから異文化対応を学ぶことができます」と中国の地域リーダーであるルーシー・リー (Lucy Li) は言います。
このプログラムは今年から始まったものですが、復旧および救援プログラム、教育、指導、環境保護のための清掃や植樹などのプロジェクトをすでに成功させています。Molex の社員の多くは、新型コロナ感染症の危機に直面する中、地元の病院や組織に対して、これまでにない実践的な支援を行いました。
「私たちはすでに、人々の生活やコミュニティの変革を支援する方法を見ているのです。当社の社員は、人の役に立つことで貢献できる機会があることに喜びを感じています」
シカゴランド - Molex はグローバルサプライヤーであり、FIRST (For Inspiration and Recognition of Science and Technology) (科学技術の発展と評価のため) 学生のロボットプログラムのスポンサーでもあります。今年はこれまでに、世界中の 4,100 以上の学生チームにロボットキットを配布してきました。
バルセロナ - スペインの Molex の社員は、世界環境デーである 6 月 5 日にビーチの清掃活動を行いました。
マレーシア - 6 月、Molex の社員は国家安全保障委員会の承認を得て、自分たちのコミュニティに初めての新型コロナウイルスワクチン接種クリニックを設置しました。
アトランタ - Georgia-Pacific 財団は、市民の社会的・経済的幸福の向上に焦点を当てた、さまざまな地域社会に対して資金を提供しています。
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Koch は、スチュワードシップの枠組みとビジョンに沿って、個人の立場から、より包括的な方法で多様性を推進しています。
Kochの MBM の社長であるスティーブ・デイリー (Steve Daley) は次のように述べています。「私たちの出発点は、包括的な労働力を持つことの重要性に対する絶対的な信念です。多様性がなければ長期的な成功は望めないと確信しています。すべての Koch 企業では、多様性の力を発揮するために、様々な視点、経験、適性、知識、スキルを受け入れることを当社の基本理念 7 (尊重) において明確にしています」
「共通の関心事に基づいてグループを作ることは悪いことではありません。そのグループが自発的で、包括的で、多様な視点を奨励し、そして特別な扱いを要求しないものであれば」とデイリー (Daley) は続けます。「そうでなければ、排他的、分裂的、そして自己中心的になってしまう危険性があります」
MBM の観点からすると、ネットワークやビジネスグループの目的は、社員の基盤を築き、広げることにあります。「自分と同じ経歴、同じ視点を持った人だけで囲ってしまうと、発見が少なくなり、失敗の原因になります」とデイリー (Daley) は言います。「Koch で最も大切にしているのは、資格や人脈、所属関係ではなく、個人の人格や貢献意識です」
Kochのユニークなアプローチは効果があるのでしょうか? Koch グローバルサービスグループの COO であるカーラ・チェナルト - リード (Cara Chennault-Reid) は、こう答えています。「はい、効果があります。常に完璧というわけではありませんが、最近では、Koch のインターンプログラムが、フォーブス誌の「トップ 100 インターンシッププログラム」に選ばれたという素晴らしい例があります」
私たちは、誰もがチャンスを得られるようにしたいのです。
Koch グローバルサービスの COO 、カーラ・チェナルト - リード (Cara Chennault-Reid) - HR Solutions および施設と不動産 (LIFT)
「今回の受賞の基準の 1 つは、多様性および各個性の受け入れ推進に関連して、行動にバイアスをかけていることでした インターン生からは、コーク (Koch) をはじめとするシニアリーダーとの交流に驚いたという声が何度も聞かれます。」 (チャールズ・コーク (Charles Koch) は、毎年インターン生に挨拶し、質問に答えることを大切にしています。)
歴史に興味のあるデイリー (Daley) は、多様性を促進するために、大統領になる前のアブラハム・リンカーン (Abraham Lincolns)の最も有名な演説の中で、注意すべき言葉を挙げています。「リンカーンは、『分裂した家は崩壊する』と警告しました。彼が引用した節には、都市や国についても同じだと説明しています。真の多様性とは、どんなに意識の高いグループであっても、閉鎖的なグループに閉じこもるのではなく、機会を見極め、問題を解決し、他人のために大きな価値を生み出すために共に働くことを意味します」
Stand Together は、クラウドベースのボランティアプラットフォームである VOMO と提携し、世界中の 25 万件以上のボランティア活動の機会とボランティア参加者を結びつけています。Together は、7 月 2 日に開催された「1DayLA」では、2 万人のボランティアを動員しました。
アーティスト、広告代理店、ウェブ開発者、歴史家などが素晴らしい写真を必要とするとき、Getty Images はしばしばその供給源となります。Getty Images のプラットフォームには、個人が所有する世界最大級の写真コレクションが含まれています。(3 年前には、Koch Equity Development が Getty Images に出資しています。)
この度、チャールズ・コーク (Charles Koch) が設立し、同社とその多くのリーダーが強力に支援している広範な慈善団体「Stand Together」は、Getty Images の能力を新たな方法で活用し、厳選された HBCU (歴史的に黒人の多い大学) と UNCF (旧 United Negro College Fund、Koch Family 財団と Koch Industries (コーク・インダストリーズ) から 2,500 万ドル以上の資金提供を受けています) のための素晴らしい新プロジェクトに資金提供しました。その名も「HBCU のための Getty Images 写真アーカイブ助成金」です。
1900 年–ハワード大学の薬学部の研究室にいる学生たちです。(イメージクレジット: [Buyenlarge]/Getty Images.)
この複数年にわたる取り組みは、まず Stand Together と Getty ファミリーが総額 50 万ドルを寄付し、選ばれた HCBU が所有する最大 20 万枚のアーカイブ写真のデジタル化を支援することから始まります。Getty Images は、これらのイメージを表示し、世界中でライセンスを取得できるようにします。HBCU はすべての著作権を保持し、ライセンス許諾を得た写真から生じた収入の半分を受け取ります。収益の 30% は、HBCU の学生専用の新しい UNCF 奨学金に充てられます。残りの 20% は、今後数年間、追加の HBCU への将来の交付金の資金として再投資されます。
Getty Images の共同創設者兼 CEO であるマーク・ゲッティ (Mark Getty) は、「社会の一員として、歴史から学ぶことができるのは、私たち全員のストーリーを伝えることだけです」と語っています。「このパートナーシップは、その方向性における重要なステップです」
「これらの画像を何百万人もの人々に届けることで、この新しいキュレーションは、HBCU、卒業生、教員が我が国のために成し遂げた、またこれからも続けていく、独自の貢献を称える一助となります」と Brian Hooks (ブライアン・フックス) 、Stand Together の CEO がさらに付け加えました。